2024年の「M-1グランプリ」は記念すべき20回大会。準々決勝が白熱する中、漫才界の注目は一気に「誰が優勝するのか?」に集まっています。過去の王者たちが築いた栄光に続くのはどのコンビか? それとも新たなダークホースが現れるのか? 今年の大会の注目ポイントとともに、有力候補を徹底分析します。
準々決勝進出はこの132組
準々決勝に進出したコンビは、M1グランプリ公式サイトから確認してください。
準々決勝進出したコンビを所属事務所別にまとめてみました。
所属事務所 | コンビ数 |
---|---|
吉本興業 | 104 |
ワタナベエンターテインメント | 8 |
グレープカンパニー | 8 |
プロダクション人力舎 | 8 |
マセキ芸能社 | 6 |
アマチュア | 4 |
太田プロダクション | 3 |
サンミュージックプロダクション | 3 |
ケイダッシュステージ | 3 |
フリー | 3 |
SMA | 2 |
タイタン | 2 |
ビクターミュージックアーツ | 1 |
TWIN PLANET | 1 |
ホリプロコム | 1 |
ASH&Dコーポレーション | 1 |
吉本興業が圧倒的多数を占めていますが、他事務所も注目のコンビが揃っています。特にフリーやアマチュアの健闘が見られる点も興味深いですね。
注目のコンビ10組
- 令和ロマン(吉本興業)
昨年の王者で、2連覇を目指している。独特なボケと掛け合いが進化しており、ファンと審査員の期待が大きい。 - オズワルド(吉本興業)
安定したネタ構成と観客を巻き込む力が強み。過去の決勝常連で、今年も上位進出が有力視されている。 - ロングコートダディ(吉本興業)
緩やかな雰囲気と独自の間で観客を魅了。準々決勝でも安定感を発揮している。 - 天才ピアニスト(吉本興業)
演技力と完成度が高く、女性初の優勝の可能性が期待されるコンビ。観客の支持も厚い。 - ネコニスズ(タイタン)
独創的なネタと個性的なリズムが特徴。ダークホースとしての期待が高い。 - ママタルト(サンミュージックプロダクション)
強烈なキャラクター性と独特の世界観が武器。大舞台でのインパクトが期待されている。 - フースーヤ(吉本興業)
勢いとシンプルな笑いで若い世代に人気。勢いのあるボケと動きが目を引く。 - カベポスター(吉本興業)
高い技術力と幅広いネタのジャンルで支持されている。安定した成績と観客受けの良さが武器。 - センリーズ(吉本興業)
去年の話題ネタ「実家の太さ」を超えるユニークなネタで注目。ユーモアとツッコミ力が強み。 - EXIT(吉本興業)
ポップでキャッチーなスタイルが幅広い層に受けている。漫才に親しみやすさを加える力が評価されている。
これらのコンビは、それぞれの個性や実績が光り、準決勝進出が期待される有力候補です。今年の大会も見逃せないドラマが生まれることでしょう。
今後の日程とみどころ
M-1グランプリ2024は、準々決勝を終えて、いよいよ佳境を迎えます。ここからはさらに緊迫感が増し、笑いの頂点を目指した戦いが繰り広げられます。
準決勝(12月5日、東京・NEW PIER HALL)
30組から絞り込まれた猛者たちが決勝進出をかけて激突します。例年、準決勝では独自の世界観を持つコンビや、予選を通して進化したスタイルが注目されます。審査員の評価が直接反映される場であり、決勝行きが決まる瞬間は必見です。
敗者復活戦(12月22日、東京・新宿住友ビル)
ここでは準決勝で惜しくも敗れた実力派がラストチャンスを狙います。ファン投票での参加が可能なため、観客の熱量が大会全体を盛り上げる重要な舞台です。近年では敗者復活組から優勝するケースもあり、ドラマ性は抜群。
決勝(12月22日、テレビ朝日系列)
ついに笑いの頂点を決める戦いが行われます。今年は記念すべき20回大会。新たな歴史を刻むのはどのコンビなのか、最後の最後まで目が離せません。
まとめ
今年のM-1グランプリは、20回目という節目にふさわしい激戦が繰り広げられています。準々決勝では、多くの個性的なコンビが観客を沸かせ、漫才の多様性を感じさせました。準決勝、そして決勝へと続く中で、どのコンビが頂点に立つのか、その瞬間をファンとともに見届けたいと思います。今年も笑いの歴史が動くことでしょう!